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洞爺湖サミットの影響もあって、環境問題が、世の中を賑わせている。

新聞や雑誌などでも、よく環境問題をとりあげているが、

違和感があることが一つある。

それは、「いま、地球が危機にさらされている。」といった類の記述だ。



別に、地球は、二酸化炭素濃度が増えようが、石油が枯渇しようが、

砂漠化が進もうが、北極の氷が溶けようが、オゾン層に穴があこうが、

危なくないんじゃないの?



危機にさらされているのは、人類と人類史が始まって以来、

人類が当たり前に享受してきた環境であって、

危機にさらされているのは、ようするに「人類」なのではなかろうか。



46億年前に地球が誕生したときには、生物はいなかったし、

海ができるまでに5億年くらいかかったとも言われている。

オゾン層なんてものは、そもそも存在しておらず、

太陽からの強烈な紫外線によって酸素からオゾンができて

オゾン層を形成したにすぎない。

隕石が激突して、舞い上がった塵で太陽光線が遮られ、

気温が下がって恐竜が絶滅したりもしたとも言われている。

地球は、そんな幾多の変遷を経てきているのだがら、

上に書いたような変化も、「地球にとっては」大したことではない。



もっとも、人類が生きていくのに、いろいろ困ったことが生じている

ことは定できないし、環境問題を論じることは重要だと思う。

ただ、そのことを表現するのに「地球があぶない」ってのは、

やめにしてほしい。



地球を救うために人類が立ち上がるって言うと、なにやら、

他者愛のように聞こえるが、いまの環境問題は、人類を救うために

人類が立ち上がるんだから自己愛のはずなのだ。



そこのところを明確にするために、「地球が危ない」という表現は、

総じて「人類が危ない」と言い換えるべきだと思う。



こういうことを言うと、危機にさらされているのは、人類以外の

すべての生物でないかと言う人もいるけれど、人類が環境問題に

取り組むのは、人類のためであって、他の生物のためではない

と、僕は思っている。他の生物が絶滅して、環境変化が

おこると人類が困るから、頑張って保護してるのではないのかな?

だって、絶滅しても困らない天然痘は絶滅させちゃったわけだしさ。



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