完全菜食主義？

先週の木曜日に、

「『完全菜食主義者』の両親、赤ちゃんを餓死させ終身刑に」

というような記事がでていました。



どうやら、「完全菜食主義者（vegan）」と呼ばれる人たちは、

動物性タンパク質を一切口にしないことを信条としている

人たちのようで、母乳も動物性タンパク質だという理由で、

赤ちゃんに母乳を与えず、豆乳とかリンゴジュースを与えて

いたそうです。



他人さんが、どのような主義主張をおもちだろうが、

私がとやかく言えたことではないですし、栄養学的に

問題がなければ、自分の子どもをどのように育てるかは

親の自由だと思いますが、餓死させたらいかんでしょ、そりゃ。



あと、よくわからないのは、なんで母乳までダメなのか

ということなんですよね。



私の非常に粗い知識では、たぶん、ベジタリアンの人たちは、

「動物性タンパク質は健康に良くない」とか「肉１キロのために

その何倍もの穀物が消費されていて不経済だ」とか「命ある

ものを殺すのはよくない」とか「自分で殺せないものを食べるのは

無責任である（他人に殺してもらったもののいいとこだけをとって

食べるというのは、感謝の念がかけるのではないか）」とかいう

理由で肉を食べないのだと思います。

（私個人の意見としては、２番目は事実として、１番目は、

良い肉を適量摂取するのは、身体に悪いことではないと

思いますし、３番目に対しては「植物は命あるものではないのか」

と言いたいですし、４番目については、少なくとも私は、

命（動物・植物に関わらず）をいただいて生かさせてもらっている

ことに感謝しながら生活しているつもりです。）




そうすると、完全菜食主義者の人たちは、母乳が健康によくない

と思っているのですかね…。それとも、原理主義みたいな感じで、

「動物性タンパク質を食べない！」ってことが一人歩きして、もはや

当初の理念がどうとかいうことは、無視されてるんでしょうか。



まぁ、今回の記事でいろいろ調べた中で一番興味深かったのは、

一般にベジタリアンと呼ばれている人たちも、卵や乳製品は

食べているという事実なんですけどね。

恥ずかしながら、ベジタリアン＝動物性タンパク質を口にしない人

だと思っていました。

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